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2010年2月の記事

2010.02.22

ローズガーデンをつくる No.8 つるバラを植える

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  それからはバラを植えるため「焼きたてのパンのように柔らかなふかふかの土」を実現しようと、ただひたすら深く穴を掘り、石を取り除くためにふるいにかけました。海の近くですから基本的に砂地なのですが、左の写真の一番手前(写真ではすでに作業がおわり土を盛り上げています)はコンクリートで固められていたので、ハンマーで割りましたがその下には数キロあるような石もざくざく・・・でも小判やお宝はうまっていませんでした。

  地面を70センチくらい掘り下げ、ここに牛フン、油粕、腐葉土、炭の粉、赤玉土を入れ土とよく混ぜ合わせます。そしてふるいにかけたもとの土をもどしてゆくのです。途中で腐葉土、赤玉土、花の土を少しずつ加えてゆきました。色とりどりの入れ物にはいっているのがふるった土です。でも「ふるいにかける」作業がこれほどきついとは思いませんでした。想像以上腰に負担がかかります。

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  2月2日、ついに2本のつるバラを植えました。手前が純白の「アイスバーグ」、アーチの横にほんのりピンクがかった「ピエール・ドゥ・ロンサール」です。バラ専用の土を入れてそっと地中にうめ込みます。この夜はワインを開けてささやかにバラを植えたお祝いです。翌日から、あとのバラを植えるために穴掘りを再開しました。ここでまたまたトラブル発生!

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2010.02.21

Le festival des Hivernautes 電子音楽フェスティバル

  フランスの若者たちはどんな音楽を聞いているのでしょうか。ちょうど2月24日から27日まで第10回目となるLe festival des HivernautesがQuimper カンペールで開催されます。「4日間の夕べで現代のアートを発見できることでしょう」ということなので、どんな音楽なのか視聴してみました。

  Le festival des Hivernautes(myspace.com)の右側にある音符の下のスタートマークをクリック。最初のPunish Yourselfが流れてきました。このような電子音を長時間聴くのはちょっとつらいです。次のGeneral Elektriksなら大丈夫です。Mass Hysteriaはダンスするには向いているかもしれません。ためしに聴いてみてください。

  Le festival des Hivernautes 公式ホームページ プログラムはこちらからどうぞ。


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2010.02.20

ローズガーデンをつくる No.7 立水栓をセメントでお化粧

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  インスタントモルタルで下塗りしてあった立水栓をセメントでお化粧してゆきます。白セメント4キロ、イエローのカラーパウダー100gをよく混ぜ合わせ、そこに水を加えます。インスタントモルタルの扱いには慣れてきていたのですがセメントは硬くて練るのに力がいりました。

  色合いを少しおさえたかったので、先日購入したショコラ色の水性ペンキを少し加えて色の調整をしました。モルタルは下から塗ったのですがセメントは上から塗りました。4キロでは薄くしか塗れないはずなので、霧吹きでよく表面を湿らして急いで作業します。半円の模様をつけながら大きく塗るよう心がけましたが、そんなに上手くゆきません。何とか一番下までたどり着いたのですが、どうも気に入りません。そこで表面をそぎ落としてもう一度再挑戦。

  それでも左官屋さんのようには塗れませんでしたが、何とか人前に見せられるようにはなりました。仕上がり具合はいかがでしょうか。それから友人のアドバイスに従って、積み上げたレンガの間からのぞいているインスタントモルタルにこの黄色いセメントを薄めたものを筆で塗りました。はみ出した部分はタオルを濡らして拭きとり、この日の作業は終了。ここまで長かったこと!最初は無謀な妄想のような計画だったのですが、形になってうれしいです。

  水受け部分に乱形石を貼らないと立水栓は完成しないのですが、それは後にして壁面につるバラを誘引するための針金を張りめぐらしました。ネジを数十本とめて、家にあった40メートルのワイヤーを縦横に巻きつけてゆきました。はじめは2メートルくらいの高さでやめようと思っていたのに、いったん花を植えてしまったら後からでは大変ですから欲ばって3.5メートル以上の場所にもワイヤーを取り付けました。脚立の上で両手を思い切り伸ばしているのですから落ちなくてよかったです。


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2010.02.18

Parler breton au XXIe siècle 21世紀にブレイス語を話す

  上のConférence de presse 記者会見でブレイス語の現状について話しているFañch Broudic ファンシュ・ブロディックさんの顔はブルターニュではよく知られている。白いあごひげがチャームポイント!なぜならテレビ局France3のRed An Amzerというブレイス語番組のメインキャスターだからだ。ブレイス語大賞 Les Prizioù 2005の表彰式に私を招待してくれたのもFañch Broudicさんだった。最近本人からメールが届いた。親しくしている友人夫婦がもうすぐ日本旅行をするので情報を教えてあげてほしいという内容だった。そうやって思い出して連絡してくれることがうれしかった。

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  ちょうど2月20日にブレイス語についての会議がAuray オーレイで開催される。いったいどのくらいの人がブレイス語を使いこなせるのか。ブレイス語を話せる人が急速に減少しつつある今、未来の展望はどうなのか。これらの主題については何度も書いてきたが声を大にして辛抱強く問いかけ続けなければCornique コーンウォール語のように消滅してしまうおそれすらある。ここ10年で30 %も減少しているとなると、そのスピードを緩める方法はあるのかと関係者たちが危機感をいだくはずである。

  とはいえ私自身も単語を少々知っているだけなのだから、えらそうなことを言えるような立場ではない。近くに住んでいるブルターニュ出身の女性も私とそう変わらないほどしかブレイス語を知らない。「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌を歌っているCecile Corbel セシル・コルベルさんも「習ったけれど使いこなせない」と言うようにフランス語とは全く異なるためむずかしいのだ。だから余計ブレイス語を守り続けようと努力している人々には頭が下がるしもっと多くの人が興味を持ってくれたらうれしいと思う。


« Parler breton au XXIe siècle » Causerie-débat avec Fañch Broudic

On parle breton au XXIe siècle : la chose aurait paru inimaginable à tous ceux qui, dans le passé, ont pronostiqué sa prochaine disparition. Le nombre de bretonnants, il est vrai, ne cesse de diminuer. Le nouveau sondage réalisé par l'institut TMO Régions à l'initiative de Fañch Broudic en 2007 nous apprend que le nombre a encore baissé de 30 % depuis dix ans.

Mais combien de personnes parlent-elles réellement le breton ? Qui sont les bretonnants d'aujourd'hui ? Les Bretons sont-ils convaincus de l'intérêt que présente leur langue ? Et surtout, quelles sont les perspectives pour l'avenir ? Le livre de Fañch Broudic "Parler breton au XXIe siècle" (paru aux éditions Emgleo Breiz) analyse les résultats du nouveau sondage : c'est un état des lieux indispensable concernant l'usage de la langue bretonne et concernant l'opinion que se font les Bretons à son sujet.

Fañch Broudic interviendra sur ce sujet à l'occasion d'une causerie-débat en langue bretonne, organisée par Kerlenn Sten Kidna, à Auray, le samedi 20 février, 14 h 30, salle du cercle Sten Kidna, 6 rue Joseph Rollo (ancienne école Rollo). Il parlera aussi bien sûr du breton vannetais, puisque c'est le breton parlé en pays d'Auray. 14 % des bretonnants d'aujourd'hui le pratiquent : ce qui représente une population d'environ 24 000 personnes.

Fañch Broudic est un spécialiste des sondages sur la langue bretonne. Il a publié de nombreux travaux en sociolinguistique et en histoire sur la pratique sociale du breton. Ancien responsable des émissions en langue bretonne sur France 3 Ouest, il est membre associé du CRBC (Centre de Recherche Bretonne et Celtique), à l'Université de Brest. Il est actuellement président de la maison d'édition Emgleo Breiz.

Kerlenn Sten Kidna, 6 rue Joseph Rollo (ancienne école Rollo, près des Restaurants du coeur), 56400 Auray. Tél : 02 97 29 16 58. Courriel : stenkidna2@wanadoo.fr


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2010.02.11

ローズガーデンをつくる No.6 立水栓の下塗りをする

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  おいしそうなショコラ色の水性ペンキを購入して手前のコンクリートに塗りました。刷毛を洗う前にふと思いついて画面右上に見える排水用の塩ビパイプにも塗ってみました。これは大正解。何となく統一感がでてきたようです。

  さて立水栓の前面にセメントを塗るための下塗りです。だいぶ扱いに慣れてきたインスタントモルタルを塗るのですが、私は数ミリでよいものだと考えていました。知り合いの建築家に聞いてみたところ、2センチくらいは塗らないとモルタルの重みで下に滑り落ちてしまうだろうと言われました。そのあとから白セメントに色を混ぜて塗るためにもその厚みが必要なのです。
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  これは困りました。なぜってその厚みを考慮せず、うさぎの蛇口を取り付けてしまったのですから。写真仲間に進み具合を聞かれたのでこのミスについて話すと「継ぎ足したらいいよ」と簡単に言うのです。話を聞いてみると水道工事も手掛けているそうで、これはありがたい助っ人の登場です。ちょうどホームセンターに行く用事があったので水道部品コーナーでじっくり部品をながめ自力で見つけました。ザルボという持ち出しソケットです。長さがいろいろあってあれこれ迷ったあげく20ミリのものを購入。

  その人は道具箱と赤いキャップを持って家まで来てくれました。それからいったん水道の元栓を閉め、ウサギの蛇口をはずし、ザルボ、ついで赤いキャップを取り付けてくれました。これはキスプラグといって水栓位置の配管保護に使うものだそうです。ザルボさえあればキスプラグは必要ないと思ったのですが、後でとても役に立ちました。
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  なぜかというと、左官仕事に縁のない私が縦にモルタルを塗るのは至難の業で、まさに悪戦苦闘だったからです。蛇口をそのままにしておけば、うさぎがモルタルだらけになってしまったことでしょう。DIYなら何でもこなす友人に電話でアドバイスをしてもらっているものの、実際に左官屋さんに弟子入りしたわけでもないので、「モルタルを硬めに練る」その感触がわからない!1月22日、朝から作業を開始。右の写真がやっとコツらしきものがわかりかけてきたところ。クッションの上に座って、長期戦です。

  この日仕上げのセメントまで塗る予定だったのですが、またまた予定変更。下塗りだけしかできませんでした。セメントを塗りやすくするために表面をひっかいて作業終了。夜は気温が下がるので手がかじかんであまり遅くまで作業できません。そんな悠長なことを言ってる場合でなく、早くバラの苗を植えないと・・・

  最低気温がマイナスになるような時はバラの鉢植えを室内に入れて寒くないように気をつけていましたが、水が少なかったのか、それとも多すぎたのか葉っぱが黄色くなってだいぶ落ちてきました。急いで植えようと気持ちばかりあせります。

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「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌 Cecile Corbel セシル・コルベルさん

  上のビデオは2010年7月17日に公開を予定しているスタジオジブリのアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」で主題歌を歌うことになった、Cecile Corbel セシル・コルベルさんのライブ映像。ケルティックハープをつまびきながら澄んだ声で歌っています。

  彼女は1980年、ブルターニュの西部、Douarnenezで生まれ、子供時代をPont-Croixで過ごしました。常に音楽に囲まれてすごし、最初はギターをはじめます。そんな時聴いたAlan Stivell アラン・スティヴェルの古いレコードに衝撃を受け、ケルティックハープの音色の美しさに魅せられます。「Dinanの国際ケルティックハープフェスティバルにはよく通ったわ」。それからパリで考古学の勉強をしたのですが、音楽への情熱を持ち続けプロへの道を歩み始めたのです。

  その音楽は« pop folk celtique »と呼ばれ、常にブルターニュの伝説やケルト文化が基礎となっています。パリ時代にブレイス語も習ったのですが、使いこなすまでにはいたらなかったそうです。「でも誰かがブレイス語の歌詞を書いてくれたら喜んで歌うわ」と述べています。

  

  「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌はフランスでパートごとに録音し、日本でデータを編成したものだそうです。視聴してみましたがなんと歌は日本語で歌っています。これから彼女の音楽を通して、ブルターニュの音楽に関心を持つ人が増えてくれればとてもうれしいです。

  「借りぐらしのアリエッティ」 公式ホームページ
  日本で購入できるCecile Corbel さんのCD


< 関連エントリー >

ケルティックハープが大人気 
ケルティックハープと日本の関わり
NHK テレビ テレビでフランス語 ブルターニュの音楽

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2010.02.10

ローズガーデンをつくる No.5 立水栓上部にカーブをつける

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  いよいよレンガを半円形に積むのですが、どういう方法がよいのかよくわからないまま画用紙を半円に切ってコンクリートブロックの上においてみました。この画用紙に合わせてコンクリートブロックをディスクグラインダーで切断してゆきます。実際にやってみるとレンガを切るよりずっと柔らかくて簡単でした。細かい調整はレンガ用のタガネと金づちで行いましたが、思ったより短時間でできました。

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  最上段はレンガとインスタントモルタルでカーブをつけ、レンガが半円をえがくようになるようインスタントモルタルの厚みを調整しながら積んでゆきます。この日、1月16日の作業は午前9時半に始め午前中に終えられるのではと思っていたのですが、数ミリ単位の調整をしていると思った以上に時間がかかり、最後のレンガを積み終えてカーブが完成したのは午後5時半。日がくれてしまいました。

  仕上がってみると、蛇口の位置が下すぎますね。どうしてかと考えると計画よりコンクリートブロックを一段積み過ぎなんですね。想像していたものより巨大になりましたが、水受け部分と縦のバランスはちょうどよいくらいですから、塩ビパイプをつないで蛇口の位置を高くしたほうがよかったです。次に作る機会があれば、最初からもっとよく考えることにします。
  
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Le Musée des beaux-arts de Rennes  レンヌ美術館再開


  2年前から改装中だったLe Musée des beaux-arts de Rennes レンヌ美術館が本日2月10日から公開される。歩いて数分と近かったので何度も足をはこんだものだ。私が一番好きなのは"Le nouveau-né", de Georges de la Tour 「聖誕図」ジョルジュ・ド・ラ・トゥールだ。ほかにも狩りの様子を生き生きと描いた"La Chasse au tigre",Pierre-Paul Rubens 「虎狩り」ピーテル・パウル・ルーベンスの前ではいつも長い時間をすごした。「フランダースの犬」で主人公のネロが最後まで見たがっていたアントウェルペン大聖堂にある「キリストの昇架」と「キリストの降架」の作者だ。

  どんなふうに改装されたのかと楽しみだったのだが、Le Musée des beaux-arts renaît(Le Télégramme)の数十枚の写真を見てがっかりしてしまった。というのも、展示室の壁が赤く塗られているのだ。赤い壁の色が強烈すぎてせっかくの絵に集中できない。いったい誰がこんな色を選択したのだろう・・・

  以前にもこれと同じ思いをしたことがあった。ブルターニュの西部にあるAbbaye de Daoulas ダウラス修道院でFées, elfes, dragons autres créatures des royaumes de féerie が開催されたことがあった。世界各地の妖精に関する絵画、オブジェ、映画、書籍などが紹介され、井村君江さんが現地に足を運ばれた。ご自分が所有している妖精の絵画をこの展示会のために貸出していたのである。この時同行させていただいたのだが、ここでも一部に赤い壁があって驚いた。繊細な妖精たちは赤い壁の上でいごこちが悪そうだった。

  いったいどのくらいの美術館が赤い壁を採用しているのか、それが本当に素晴らしい展示方法だと考えているなら、私の理解を超えている。


  *Le Musée des beaux-arts de Rennes ホームページ
  20 quai Emile Zola
  35 000 - Rennes / FRANCE
  Tél : (33) 02 23 62 17 45

  ・HORAIRES D'OUVERTURE
  Mercredi, jeudi, vendredi, samedi, dimanche : 10h - 12h et 14h - 18h
  Mardi en continu : 10h - 18h
  Fermé le lundi et les jours fériés

  ・ACCES
  Stationnement parking Kléber
  Métro A : République
  Bus arrêt "Musée beaux-arts" : 4, 6, 40, 64, 67
  Bus arrêt "Lycée Zola" : 54, 55, 56
  Vélo STAR : station avenue Janvier


   <追加情報>

  内部のビデオがあったので追加。すべての展示室が赤い壁ではないのだが、それでも天井が高いので赤い面積が非常に多い。 「虎狩り」もこの赤い壁の上に展示されている。

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2010.02.07

ローズガーデンをつくる No.4 立水栓にうさぎの蛇口

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  この愛らしいバラは「アイスバーグ」です。苗を購入して10日ほどで咲きました。こんな花を見てしまうと、壁一面に咲いたらどんなに素晴らしいだろうと想像がふくらみます。私がめざすイングリッシュローズガーデンの中央に位置する立水栓には「うさぎの蛇口」を購入しました。

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  ついに「うさぎの蛇口」を取り付ける日がきました。まず水道の元栓を止めて、蛇口部分に専用テープを7回ほど巻いて、もうこれ以上回らないというくらいきつく回します。それから塩ビパイプにエルボーをつけてコンクリートブロックの中央にいよいよ設置。ずれないように慎重にインスタントモルタルで固定しました。

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  そして水道の元栓を開き、うさぎの胴体を持ってひねるとちゃんと水が出ました。当たり前ですが、非常に感激。はじめて自分でつけた蛇口から泡を大量にふくんだふわふわした水が落ちてきたのです。蛇口を閉めても水漏れはありませんでした。完璧です。

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2010.02.06

篠沢秀夫さんと障害者自立支援法

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  数日前テレビつけたら篠沢秀夫さんに関する話題がながれていた。篠沢秀夫学習院大学名誉教授がALS(筋委縮性側索硬化症)にかかり、奥さまが献身的な介護を続けているが、負担が大きいので障害者自立支援法に基づくサービスを東京・新宿区に申請したところ、「65歳以上は、新規の障害給付は受け付けない」と新宿区が法律に反して申請を却下したというものだ。つらそうな、とまどったような奥さまの様子に憤りを感じたし、篠沢さんがALSで車いす生活を余儀なくされているとは全く知らず非常に驚いた。その後新宿区の中山区長が病室を訪ね謝罪したそうであるが、これが氷山の一角でないよう祈りたい。

  篠沢秀夫さんについては昨年5月に発売された新刊本 「ぶるぶるぶる ブルターニュ大好き」について書いたばかりだった。少しWEBで検索してみると昨年2月にALSと診断され、4月に器官を切開して人工呼吸器を装着したそうだ。

  「ぶるぶるぶる ブルターニュ大好き」のむすびを書いたのは昨年1月のことなので、この本を書いている途中でもきっと身体の異変を感じておられたことだろう。そう考えると「ブルターニュ大好き」というタイトルが何だかずっしり重く感じられた。それがさらに強くなったのが、学習院大学の最終講義(平成16年1月17日)の写真だ。教員定年は70歳で最終講義のはつらつとした笑顔がまぶしい。その写真をよく見てほしい。ネクタイの上にさんぜんと輝くケルトの象徴、トリスケルを!Triskel トリスケルをみたことがないかたはこちらの画像をどうぞ

  ご本人が書いておられるように、ケルトを愛していることが全身から伝わってきた。そして大学を3月に退職して7月に旅したのがブルターニュであった。篠沢秀夫さんの「ケルトの心」、改めてしっかり受け止めたい。

  


      < 関連エントリー >


  新刊本 「ぶるぶるぶる ブルターニュ大好き」
  「ぶるぶるぶる ブルターニュ大好き」を読んで感じたこと
  Le Château de Costaérès コスタエレ城に住んでいた小説家


  篠沢秀夫・名誉教授に謝罪、新宿区長 TBSニュース


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