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2010年4月の記事

2010.04.27

Cidre en Bretagne ブルターニュのシードル

Pomme

  ブルターニュのマルシェにはたくさんのリンゴが並んでいます。そしてブルターニュでよく飲まれるのがリンゴの発泡酒、Cidre シードルです。スーパーに行くとワインやビールのよこにシードルコーナーがあって、数十種類のシードルが置かれています。

  ブルターニュでは500以上のLa cidrerie シードル生産家がいて、フランス全土で消費されるシードルの約4割を生産しているのです。アルコール度は5%前後です。

  これは約20年前にシードルをつくっている様子です。いかにも手作りでおいしそうですね。


  Les Cidres Bretons ブルターニュのシードル
   Carte des producteurs de cidres シードル生産者のリスト 地図をクリックするとそれぞれの情報を見ることができます。


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2010.04.23

Fête de la Bretagne ・ Saint-Yves 2010 à Tokyo


Cecile Corbel - "La fille Damnée"
branmusicfrance


  東京にはL’association Bretons du Japon ブルトン・デュ・ジャポンという協会があり、毎年ブルターニュの守護聖人、Saint YvesあるいはYves Hélory de Kermartin (1250ごろ - 1303)聖イヴの日(5月19日)のころにFête de la Bretagneを開催しています。

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  今年のメインゲストはCécile Corbel セシル・コルベルさん。もう何回か紹介していますが、今年の夏公開のスタジオ・ジブリ最新作アニメ映画「借りぐらしのアリェッティ」の主題歌を歌っている女性です。そのコンサートは5月14日(金)19時30分から渋谷区恵比寿のMaison Franco-Japonaise 日仏会館で開催されます。料金は1,000円で事前予約はRéservationから受け付けています。また当日18時より日仏会館のロビーでブルターニュ関係の書籍や品物も販売されますので、足を運んでくださいね。

  日本で購入できるセシル・コルベルさんのCD

   <関連エントリー>

  ブルターニュの守護聖人 Saint Yves 聖イヴ
  「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌 Cecile Corbel セシル・コルベルさん
  La Bretonne crée la musique d'un dessin animé japonais 日本のアニメ主題歌を歌うブルターニュの女性
  


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2010.04.22

ヨーロッパの飛行機、平常運転にもどる見込み

Fligtradar241

  ヨーロッパの上空からすべての飛行機が消えるという異常事態が次第に平常にもどってきた。アイスランドではエイヤフィヤトラ氷河の火山は先月2世紀ぶりに噴火したのだが、14日の大規模な噴火で吹き上げられた火山灰は上空11キロにも達した。このため15日から欧州各地の空港が閉鎖され、航空機は運航中止を余儀なくされた。

  15日は欧州全体で約6000便が欠航し16日には英国、アイルランド、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、ベルギー、オランダ、リトアニア、フランス、ドイツ、ポーランド、スウェーデン、オーストリア、チェコの14カ国が航空規制、欠航は約1万7000便にのぼっていた。15~20日に足止めされた乗客は950万人、空港の損失は2億5千万ユーロ(約313億円)だというが、ホテルやレストランをはじめ観光地の損失は天文学的数字になるだろう。

  欧州各地で運航再開、航空業界の損失は1600億円超(CNN)によると、21日までに英国、デンマーク、ノルウェー、ベルギー、アイルランド、スウェーデン、ドイツで航空便の運航を再開。フィンランドの首都ヘルシンキの空港は同日、一時再開したが、再度閉鎖されたという。

  ところで、現在欧州のどこを飛行機が飛んでいるのかが、インターネット上ですぐにわかると言えば信じてもらえるだろうか。上の画像は4月16日、日本時間の午後8時の状況でこのときは208便が運航中だった。そして下は4月22日、午後5時15分の状況。734便が欧州上空を飛んでいる。

Fligtradar243

  これはFlightRadar24から見ることが出来る。どうしてこんなことが可能かというと、これはADS-B受信機を持っている個人の情報をGoogle Maps上に集積したもの。2007年にスウェーデンで開始されたものだ。航空機のマークをクリックすると、飛行経路や高度まで判明してしまうのだ。

 Watch Live Online As Aircraft Clear The UK’s Ash-filled Skies

  先週末、ブルターニュからの来客があったのだが、そのうちのひとりは24日に帰国予定で飛行状況を検索していて見つけたものだ。今やありとあらゆる情報がネット上で飛び交っているが、飛行経路まで一目でわかるとは驚いた。
  

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2010.04.14

Festival de danse bretonne à la Saint-Loup ブルターニュのダンスフェスティバル



Découvrez Le festival celtique de la Saint-Loup sur Culturebox !

  夏になるとブルターニュのいたるところでフェスティバルが行われるのですが、la Saint-Loup ラ・サン・ルーでは8月半ばにLe festival celtique ケルトフェスティバルが行われます。一番古い記録では1850年にすでに行われていたということです。メインはブルターニュのダンスコンクールです。

  ほかの催しとかさなってしまうので残念ながら私はこのフェスティバルには参加したことがないのですが、実行委員会の記者会見には出席したことがあります。上のビデオは2008年の概略、下のビデオは2009年のダンスコンクールです。今年は8月14日から22日まで行われます。2500人ものダンサーやミュージシャンが集まるフェスティバルですので一度生で見てみたいものです。

  


  Festival de danse bretonne à la Saint-Loup 公式ホームページ 

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2010.04.13

Celtic Ceili 2010 ケルト音楽&ダンスの祭典

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  4月17日にCeltic Ceili 2010 ケルト音楽&ダンスの祭典が川崎市中原市民館で開催されます。ここではLa Danse Bretonne ブルトンダンスも踊ることができます。この写真はブルターニュでのダンスパーティーの様子。子供から年配の人たちまで一緒に踊るとても楽しい催しです。

  ブルターニュの音楽を演奏するのは日本人グループKAAZ Celtiqueです。日本を代表するバグパイパー山根篤さん、フィドル奏者大竹奏さんと鍵盤の山根京子さんにて2008年に結成されたグループです。KAAZ(カーズ) Celtiqueのメンバーには北島トラディショナル・ナイト13「ケルト音楽の夕べ バグパイプとフィドルの響き」で昨年の秋にお会いしましたが、日本でブルターニュ音楽を演奏する貴重なグループです。お近くの方はどうぞ参加してください。

  また武蔵小杉のアイリッシュバー・マッキャンズではケルティックスペシャルメニューが用意されているそうです。ブルターニュの料理は鶏肉のシードル煮込みだそうです。おいしそうですね!


Celtic Ceili 2010 ケルト音楽&ダンスの祭典

ケルト(アイルランド、スコットランド、ブルターニュ、ガリシアなど)の音楽とダンスの愛好家のパフォーマンスを聞いて、そして体験タイムでは、アイリッシュダンス、スコティッシュダンス、ブルトンダンスが体験できるイベントです。

【日時】 2010/04/17(土) 開場12:30/開演13:00
【会場】 川崎市中原市民館 東急東横線 武蔵小杉駅下車
【参加費】 999円

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2010.04.07

ローズガーデンをつくる No.12 水受けに乱形石を貼る

Garden0316

  最初は小さくローズガーデンの右端に作るつもりだった立水栓なのですが、いざ作ってみると見たことがないほど巨大になりました。横幅77cmで高さは127cm。私の胸まであります。それで何だかローズガーデンのメインのオブジェになりました。

  水受けには乱形石を貼りたかったのですが、ホームセンターには売っていないし、ガーデンエクステリアの店を数軒たずねてやっと手に入れました。でもパズルをはめこむように石をうまく並べるのが大変でつい後にのばしてしまったのです。ついに決心して画用紙の上でこのように作業完了したのは3月16日。Garden0317b

  そこへたまたま庭師として日本庭園をつくっていた人がやってきて、「これは素人の切り方だ」と言います。理由を訪ねると、石と石をT字型に組み合わせてゆくのが正式らしいのです。私は花が咲いた時に中心から花びらがでているようなイメージにしたのです。ですから左端がわかりやすいと思いますが、中心点から花びらにみたてた6つの石が広がっています。もっと前に言ってくれたら違うやり方を考えたのですが、もう切ってしまったことですしこのままで続行することにしました。

  そして翌日乱形石を貼りました。モルタルを3cmほど硬めに練って、排水しやすいように斜めに塗ります。そして白いセメントをこんどは水みたいに柔らかく練って上に流します。そして、間違わないように鉛筆で番号を書いた乱形石をすばやく置いてゆきます。自然の石ですから厚みに差があるし、鉛筆で番号を書いたにも関わらず何だかずれてくるので、最新の注意をはらいながら作業します。何とか完成したので、濡れたタオルで石の上についたセメントをふきとりました。

  石があまっていたので、立水栓の前に半円に並べました。この写真はあともう少しというところです。後で変更する可能性もあるので、ただ置いてあるだけです。その手前のスペースには緑の植物を植えるとか飛び石を置き通路をつくるなどまよったのですが、結局ガーデンストーンをしきつめました。


  その1から読む    その13にすすむ


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2010.04.05

ブルターニュから日本へ

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  このところ、ひんぱんにブルターニュに住む女性とメールのやり取りをしていた。この女性とその姉妹が長年憧れていた日本を訪れることになった。最初は夫婦で来る予定だったのだが、途中で変更になったようだ。夫婦で教師をしていたらしいが、この勤務地が世界各地。Au Brésil, en Algérie, à Tahiti et à la Réunion ブラジル、アルジェリア、タヒチ、レユニオンだったという。「桜を見るのが楽しみで、もうすぐ自分が日本にいるとは信じられない」と少女のようにはしゃいでいる。

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  今日出発して、3週間の個人旅行。J'aime la littérature japonaise en particulier Oe Kensaburo . J'aime aussi la poésie, les Haïku de Bashô, de Moritake.日本文学、とりわけ好きなのは大江健三郎。それから俳句、芭蕉ともりたけが好き。荒木田守武(あらきだもりたけ)1473~1549のことだろうか。2週間後には私の家にも来ることになったのだが、これらの俳句をフランス語で語り合えるかどうか・・・

  写真は4月のフランスのマルシェの様子。4月とはいえコートを着ている人もいて日本より少し肌寒いのが普通だ。

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2010.04.02

ブルターニュのコラム 「大地の恵みに感謝する」

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  「大地の恵みに感謝する フランスの田舎で農家民宿」という記事が現在発売中の050という雑誌の4月号に掲載されました。掲載した6枚の写真はちょうど昨年の今頃ブルターニュで撮影したものです。Val sans retour 帰らずの谷ではひとりの男の子がじっと見つめていた風景です。きっと今年もおなじような光景がひろがっていることでしょう。このコラムの冒頭を一節だけ紹介しますね。

4月の声を聞くとフランスにも待ちわびた春の足音が近づいてくる。この時期、ブルターニュの原野は黄色でうめ尽くされる。エニシダが一面に咲くその光景は一度目にすると忘れられないほど強烈だ。冬の間、どんよりと重苦しい天候が続くだけに、太陽がのぞくだけで心が躍る。

  この黄色い花、エニシダ(フランス語ではle genêt ジュネ)については以前プランタジネット朝とエニシダのおしえにも書いたことがありますが、太陽のエネルギー、ケルトの太陽神ルーの象徴で勇気とか希望のおとずれを象徴するのです。失意の底にあっても信念をすてないこと、信念を貫くパワーを感じていただければと思います。

  


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