特集「ブルターニュの心」 ( ふらんす 2010年 05月号 )
この雑誌ふらんす 2010年 05月号
はフランス語学習とフランス語圏文化に関する唯一の月刊誌です。特集「ブルターニュの心」 が掲載されていると知り購入しました。
ブルトン・デュ・ジャポン事務局長のJean-Philippe Audren ジャン=フィリップ・オードランさんのインタビューでは「フランス人である前にブルトン」という副題がついています。東京でご本人とお会いしたことがありますが、とても穏やかな方です。それでもフランスの中にフランスとは異質のブルトン魂が息づいているのです。
特集では次いで太田浩一さんが「シャトーブリアンの墓」という紀行文を書いています。墓はサン・マロの海辺にあるのですが、引き潮のときだけ歩いて行くことが出来ます。とはいえ干満の差が大きいので、サン・マロには数十回行きましたが墓まで行ったのは一度だけです。
最後にゲランドの塩を販売しているアクアメールの渡辺敦子さんの「塩とともに生きる」が掲載されています。渡辺さんともお会いしたことがありますがとても素敵な方です。この貴重な塩田が2月27日から28日にかけての嵐で大損害を受けました。塩田だけではなく工場の被害も大きかったようで、今年は大変な試練の年となってしまいました。
またゲランドは現在の地理的区分でいえばブルターニュ地方ではなくロワール地方に属します。私たちにとってゲランドはブルターニュなのですが・・・ このいきさつはRéunification de la Bretagne ブルターニュ再統一、ブルターニュ再統一の意義をお読みください。
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