Brud Nevez no.281 Bro-Japan
ブルターニュから郵便が届いた。中身はブレイス語の雑誌”Brud Nevez no.281 Bro-Japan”だ。Brud Nevezは1957年から続いている雑誌で年6冊が発行されている。内容はブレイス語で書かれた文学、小説、詩、紀行文やインタビューなど。2010年7月に発売されたN°281は日本特集だった。
このところ紹介してきたジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌を歌っているCecile Corbel セシル・コルベルさん、 ふらんす 2010年 05月号にも登場していたBreton du Japon ブルトン・デュ・ジャポン事務局長のJean-Philippe Audren ジャン=フィリップ・オードランさん、それからSarah Auffret サラ・オーフレットさんも登場している。
この号に私の記事”Breiz, bro ar marzou”も掲載された。「どうしてブルターニュに興味をいだいたのか。また自分の目で見たブルターニュはどのように映ったのかを書いてほしい」という依頼だった。ケルトというキーワードに導かれるままたどり着いたブルターニュ。墓場から墓場をへとさまよい歩き、くちはてた礼拝堂の壁に刻まれた死神・Ankou アンクーを追い続けた日々が蘇った。アンクーに出合った人間はすぐに死の世界に旅立つはずなので、私はまだ本物のアンクーには遭遇していないようだ。
Brud Nevez 一冊7ユーロ 年間購読36ユーロ
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