ブルターニュのソバ粉 IGPに登録される
ブルターニュのソバ粉をIGPに登録クレープやガレットに使われる仏ブルターニュ地方のソバ粉が、IGP(地理的表示保護)の産品として登録された。
フランス食品振興会によると、ブルターニュのソバ粉はコート・ダルモール、フィニステール、イール・エ・ヴィレーヌ、ロワール・アトランティック、モリビアンの5つの県とメーヌ・エ・ロワール県内の2つのカントン(小郡)、マイエンヌ県内の1つのカントンで栽培されている。
ブルターニュ地方でのソバ栽培は、14世紀から知られ、湿地帯や開墾した土地での最初の作物として栽培されてきた。クレープやガレットの原料となり、ブルターニュの文化に溶け込んでいる。2009年実績で生産者は300軒、1500トンのソバ粉が生産されたという。IGPは、産品の特徴が原産地に由来しているもので、その名称はEU域内で保護される。
(2010年7月14日 読売新聞)
こんな記事を見つけたので調べてみた。IGP:L'Indication Géographique Protégéeとは「保護指定地域表示」で欧州連合の定めた農産物および食品に対しての商標である。その質と特徴または名声が生産地に由来し、生産、加工、変化のいずれか、もしくはすべてが限られた地域内で行われるものがIGP製品として認定されるという。Farine de blé noir de Bretagne-Gwinhiz Du Breizh ブルターニュのソバ粉は2010年6月25日にIGP認定された。
Association Blé Noir Tradition Bretagne
SOCOPAG La farine de blé noir de Bretagne enregistrée en IGP
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