夕闇せまるブルターニュ
NHK、朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」が幕を閉じた。放送初回は史上最低の視聴率だったというが、最終回は23・6%だったらしい。水木しげるさんの漫画によせる情熱が非常によく描かれたドラマだった。昔テレビ放映されていた「ゲゲゲの鬼太郎」は気味が悪くて見られなかったのだが、裏をかえせばそれだけリアリティがあって恐怖をよびおこされたということだろう。
そんな私がブルターニュでは田舎の礼拝堂や廃墟めぐりをして、墓場をほっつき歩き、骸骨や死神の彫刻を食い入るように眺めていたのだから人生はおもしろいものだ。「目に見えないけれどずっと存在している」ブルターニュの妖精や精霊たち。彼らのことを何かの形で語り継ぐのが、使命なのではないか。そんなどうでもいいことは誰もやらないだろうから。夕闇せまるブルターニュ。目に見えない彼らの活動がもうすぐはじまる時間だ。
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