旅 2011年 01月号 ブルターニュ美味紀行
去年あたりから注目を集めている「ケーク・サレ」の特集を組んでいるのが旅 2011年 01月号です。「ケーク・サレ」をまだ知らない方も多いでしょうが、フランスの家庭で代々受け継がれてきたパウンドケーキ(甘くないのでおつまみや食事向き)のことなのです。チーズや野菜、生ハムなどの食材がたっぷりはいっていますから、「ケーク・サレ」とサラダだけでお腹がいっぱいになります。
この号の海外特集は「パリのケーク・サレーパリジェンヌが好きな食事とお菓子案内」です。折込みには「パリ、シュクレ・サレ食べ歩きMAP」の他にブルターニュのレンヌとサン・マロの地図も載っています。お菓子にはかかせない塩バターを求めて「シェフと一緒にブルターニュ美味紀行」がはじまります。パリで2軒のビストロを経営するティエリー・ブルトンさんのふるさと、ブルターニュへさあ出発!
まずはレンヌに向かい、土曜日恒例の朝市でゲランドの塩を購入。プレランの農場に立ち寄ってからサン・マロへ。ここにはJean-Yves BORDIER ジャン・イヴ・ボルディエさんのバターが待っているからです。
それからさらにブルターニュ西部、カンペール、ドゥアルヌネ、ロクロナンへとおいしいクイニー・アマンの店を訪ね、ポン・タヴェンでTRAOU MAD トラウ・マードというビスケット工場を見学するという工程です。この本を見て実際にブルターニュを旅する人のためにホテルもピックアップされています。
ケーク・サレ、タルト、プチ・フールなどフランスでポピュラーな庶民の味が取り上げられているのがとてもうれしいです。フランスではすぐに食べられるこのようなお惣菜の種類が豊富なのです。特別付録として「パリ式タルトレシピBOOK」も付いていますから、どうぞつくってみてくださいね。
| 固定リンク
「Bretagne 情報 2」カテゴリの記事
- ファッションデザイナー、パコ・ラバンヌ氏がブルターニュの自宅で逝去。(2023.02.07)
- Tréguier トレギエの映像(2020.10.02)
- 聖遺物入れ、無事に発見される(2018.04.24)
- ブルターニュのかけがえのない宝、盗難にあう(2018.04.15)
- Exposition « Parlons du breton !» 展示会 ブレイス語を話そう(2018.03.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント