« FIGARO voyage 北フランスの田舎町へ | トップページ | 絶滅危機のブルトン語、フランスは多様性と向き合えるか »

2011.01.02

「ケルト」に学ぶ地域文化振興、鹿児島大学で開催

  「ケルト」に学ぶ地域文化振興というシンポジウムが鹿児島大学で開催されるそうです。ブルターニュをはじめ、アイルランド、ウェールズ、スコットランドなどケルトが息づく諸地域からの参加者がつどいます。参加費は無料ということですからケルトに興味のあるかたは足を運んでください。

「ケルト」に学ぶ地域文化振興

「ケルト」を軸に「<辺境>の<文化力>を考える。」をテーマとしたシンポジウム。第1部では「ケルト」諸地域の代表的な文化関係者が、各地域の<文化>による地域活性化の実例を紹介し、第2部では観光学、方言学、ケルト学の各専門家、および実際に「地域おこし」に携わる建築家と美術家が、<文化力>による地域活性化の可能性について議論します。

【第1部】「ケルト諸地域の試み」

タンギ・ルアルン(ブルターニュ文化審議会会長、カンペール文化センター長)、ネーサ・ニヒネーデ(アイルランド国営テレビ局ゲール語番組編集長、前欧州少数言語事務局長)、メイリオン・プリス・ジョーンズ(ウェールズ民俗音楽祭オーガナイザー、ウェールズ語審議会会長)、ダヴィス・ヒックス(EU少数言語ネットワークEurolang代表)、ロバート・ダンバー(スコットランド・ハイランド島嶼大学教授)

【第2部】パネル・ディスカッション「〈文化力〉で地域を活性化する!」

パネリスト:吉田春生(鹿児島国際大学教授)、木部暢子(国立国語研究所教授)、原聖(女子美術大学教授)、安藤剛(日本文理大学工学部建築学科客員教授)、平嶺林太郎(KOSHIKI ART PROJECT代表)、コーディネーター:梁川英俊(鹿児島大学教授)

 開催日: 2011年01月29日 10時から18時まで
 開催場所:鹿児島大学稲盛会館(鹿児島県鹿児島市郡元1-21-40)
 参加費:無料
 定員:270名
 主催者:鹿児島大学法文学部人文学科ヨーロッパ・アメリカ文化コース

56198172f9079f416305fd0709890fb7_2

 【趣旨説明】
欧州の「辺境」に位置するケルト文化圏では、地域の活性化において地域独自の<文化>は重要かつ不可欠なファクターである。たとえばケルト文化圏のひとつであるフランス・ブルターニュ地方では、「汎ケルト・フェスティバル」Festival Interceltiqueと呼ばれる大規模な祭りが毎夏1週間にわたって行われ、3000人の音楽家と40万人の観光客を集めている。規模に大小はあれ、同様の祭りはブルターニュでは他にも十指に上る。この地方ではこうした観光客向けの催しばかりではなく、地域文化の活性化の中心となるべき市町村の文化センターや博物館、大学、マスメディアなどの日常的社会的活動も非常に盛んである。
本シンポジウムでは、地域文化をどのような形で地域の活性化に役立てるか、そのメカニズムはいかなるものか、それは住民にとってどんなメリットがあるのかという視点から、まずケルト文化圏からブルターニュ、ウェールズ、アイルランド、スコットランドの個別事例の報告をもらい、さらに欧州全域の地域文化を連携させる視点からの報告を得て、その上で全欧州的な視野からの相互比較を行い、ケルト諸地域と同様の「辺境性」をもつ鹿児島の、ひいては日本の諸地域の活性化のための参考としたい。身近な場所で日欧の差異と共通性を発見させる本シンポジウムは、欧米の文化を学ぶ学生にとって大きな刺激になろう。

   ランキングに参加しています。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ 

|

« FIGARO voyage 北フランスの田舎町へ | トップページ | 絶滅危機のブルトン語、フランスは多様性と向き合えるか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17948/50470619

この記事へのトラックバック一覧です: 「ケルト」に学ぶ地域文化振興、鹿児島大学で開催:

« FIGARO voyage 北フランスの田舎町へ | トップページ | 絶滅危機のブルトン語、フランスは多様性と向き合えるか »