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2011.03.04

命つきるまで

  誰にでもいつかは最後の日がおとずれます。これまでにも何度も大切な人との別れがありました。そして母親にもその日がせまりつつあるようです。その異変は昨年秋あたりからおきていました。息苦しさの度合いが日を追うにつれて大きくなってきたのです。

  そして2月21日朝、行きつけのA病院から電話がかかってきました。「心筋梗塞のおそれがあるので別の病院に救急車で搬送する」という内容でした。B病院の緊急処置室では「検査のためのカテーテルを入れようとしたが、心臓への負担が大きいので中止した」と告げられました。「いつ命がつきるかもしれないが、この病院では手術できないので別の病院に依頼してみる。ただし学会があるので医者があまりいない」ということでした。

  そこで一応の入院手続きをしながら待機していました。すると運よくC病院が受け入れてくれることになりました。母親はその日2度目の救急車で運ばれましたが、私は自分の車でC病院に向かいました。そこでは検査のため2時間以上経過して状況説明がありました。「今日来ていなければ明日、長くても10日で命は尽きていただろう。それほど危険な状態だが、手術はする」と言っていただきました。

  心臓の大動脈弁置き換えと冠動脈バイパス4枝を同時に行う必要がありました。この2つを一度に手術するのはきわめて稀であること。そして大きな障害は以前の交通事故で背中が湾曲してベットで真上を向けないことでした。C病院でも前例のない手術だったので、最悪の事態も覚悟しました。翌日6時間以上の手術が行われ、無事成功。命をつないでくださった先生方にただ感謝するのみでした。

  でもほっとしたのもつかの間、脳梗塞を併発し左半身がしびれている状態。加えて水や食べ物を飲み込むことができず、鼻から管をとおし栄養を補給しています。抵抗力がおちているので、風邪をひいて熱もでています。すべてはこれからのリハビリ次第なのですが、C病院は緊急病院なので別の病院にうつらなければなりません。

  親戚の人はみな高齢でたよることはできませんので、すべて自分でこなさなければなりません。病院までは片道で25キロありますので、毎日通うと疲れがたまってきています。新聞も読まずに山積みです。ずっと症状に一喜一憂してきましたが長期療養になりそうですので、自分の仕事も増やす必要があります。

  心配して電話やメールをいただいた皆様、どうもありがとうございます。残された寿命がどれほどあるのかわかりませんが、命つきるまで逃げずにつきあってゆくつもりです。また相談にのってもらうことがあるかもしれませんのでよろしくお願いいたします。

  

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