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2011.03.20

転院とリハビリテーション

  無我夢中ではや1カ月が過ぎました。庭ではバラの木にいっせいに新芽が芽吹きはじめています。輸血も伴う心臓の大手術でしたので当初の入院予定2週間が大幅にのび、金曜日にB病院に転院しました。その間、症状には波がありそのたび心が激しく揺れました。それでも転院できたとほっとしたのもつかの間。移動で疲れたのか熱が上がり、お腹の調子もよくないようです。


  

  母の身体には大きな傷が残りました。胸の真ん中は喉からおへその上まで、また両足はひざ上から足の付け根あたりまですっぱり切られています。心臓バイパス手術に使う太ももの大伏在静脈を両足から2本ずつ切り取ったからです。それでも高齢になるとこれだけの傷でも、そう痛みはないそうで驚きました。だって手の指を少し怪我しても痛いですよね。動いた時に太ももの傷が開き出血もありましたがひどくならずにすみました。

  水や食事が飲み込めないこともあって体力もなかなか回復しませんでしたが、やっと最近とろみのあるものを飲みこめるようになりました。ただ声がかすれて聞きとれないほどなので、喉にポリープができている可能性もあるそうです。

  脳梗塞の麻痺は途中少し進行し、手でさすっても左手足の反応がさっぱりなくなったこともありました。それがリハビリのおかげで介助は必要ですが、てすりにつかまりながら自分の足で歩くことも可能になりました。人間の身体はすごいです!

  B病院は土曜日、日曜日とリハビリがありません。少しでも続けたほうがよいというので、私がかわってやってみることにしました。抱き起してベットの上でリハビリです。ひとりで座ると左後方に身体が倒れそうになるのでそれを意識して前に身体を倒すのです。足をできるだけ動かし、手はお風呂で使うタオル製のスポンジを握る練習です。スポンジを購入して握るように言ってから数日でこれまで全く動かなかった左手の指先がかすかに反応しはじめました。根気良く何度も何度も指示を繰り返します。

  転院の際に自分ひとりで毛糸の帽子をかぶることができないのが情けなかったようで、ずっとスポンジを握っているようです。そこでもう少し硬めのスポンジを購入しました。筋力がおちると腕の重みで肩を脱臼してしまうそうですし、時間がたつほど回復がおくれるので今しかありません。あと数カ月すればつるバラが壁一面に咲くはずです。それまでがタイムリミットでしょう。そんなわけでまだしばらくは病院通いが続きそうです。まだ面会謝絶の状態ですので、お気持ちだけ頂戴して見舞いはおことわりしています。花も食べ物も持ちこめませんのでご了承ください。


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