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2011年5月の記事

2011.05.26

Amazing Voice 驚異の歌声 「ブルターニュの妖精」 

  NHK BSプレミアム Amazing Voice 驚異の歌声5月26日(木) 21:00 ~ 21:58の放送は「フランス編(2)ブルターニュの妖精」です。

フランス北西部“森の国”ブルターニュの妖精の歌声を聴く。対岸アイルランドからケルト音楽が伝わる地。ハープを奏でて歌うセシル・コルベル。ケルトの「言い伝え」を歌詞にし、ケルトハープに声をのせ…そうした世界観が、セシル自身が大好きな “宮崎駿アニメワールド”と共通、ジブリ映画のスタッフも共感! 「借りぐらしのアリエッティ」主題歌が誕生した。

  Cecile Corbel セシル・コルベルさんの他に素晴らしい声を持つYann-Fañch KEMENER ヤン・フォンシュ・ケメネールさんも登場しますので、ぜひごらんください。

  Alan Stivell アラン・スティヴェルさんのハープ演奏、迫力がありましたね。今回歌っていた曲はブルターニュのミュージシャンもカバーしていますが、歌う人によって印象が異なるものだと思いながら聴きました。


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2011.05.23

ローズガーデンをつくる No.20 バラとハーブ

Rosegarden0521a

  第二ローズガーデンと名付けたエリアには4本の赤紫のバラを植えました。ここはビニールハウスの枠にトタンや木で補強し物置になっていた場所でした。数十年間風雨にさらされボロボロの状態だったので、昨年秋に約10日かけて解体しました。この時処分したゴミが鉄くず3,5トン、木くず2トン!解体の途中で古くぎを踏んだり、筋肉痛になったりと苦労したかいあって現代アートのようなへんてこりんな小屋がバラのアーチとハーブガーデンに変貌しつつあります。

  こちらが南側で前回紹介したVivid ヴィヴィッドとGuy Savoy ギー・サヴォアが植えてあります。奥が甘い香りをはなつヴィヴィッドです。2度ジャムにしましたが、少し苦味があります。もう少し苦味がある花びらの根元を切り取ったほうがよかったかもしれません。

Rosegarden0521

  こちらは奥からEugène E. Marlitt ユジェーヌ・イー マルリ(別名は紫燕飛舞、マギー)とGeneral Jacqueminot ジェネラル・ジャックミノーです。どれも赤紫ですが、それぞれ個性があって形や香りも異なります。ジェネラル・ジャックミノーの花びらは華やかで艶があり美しいです。香りも濃厚でヴィヴィッドに負けないほどなのです。4本とも1メートル以上に育った長尺苗を購入しましたので、わずか半年でこのようにたくさんの花をつけてくれました。バラの根元には病害虫をふせいでくれるコンパニオン・プランツのニラを植えてあります。

  アーチの後方部分にはクレマチスを植えようかどうか迷ったのですが、隣の敷地に建っていた倉庫が解体され強風がまともにふきつけるようになったので今のところそのままにしてあります。中央部分にはハーブ類をたくさん植えてあるのですが、昨日からニゲラが咲き始めその不思議な姿に見入っているところです。

  これら4本のバラを購入したのはバラの家です。

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2011.05.15

ローズガーデンをつくる No.19 赤紫のバラ

Vivid20110515

  昨年の9月後半、秋の気配にさそわれたのか大人色のしっとりしたバラが欲しくなりました。香りがよくて、しかも四季咲きのものが欲しいと贅沢な望みをいだき、さんざん迷った末に購入したのが、Vivid ヴィヴィッドとGuy Savoy ギー・サヴォアでした。どちらも長丈苗でしたから、届いたときからとても立派な苗でつぼみまでついていました。

  上の写真は数日前から咲き始めたVivid ヴィヴィッドです。このバラ、私がおどろいたEbb Tide エブタイドの香りをさらに甘くしたまるではちみつのような芳香なんです。もううっとり!うちにあるバラのほとんどはネットで購入していますので、実際にどのような香りなのかわからないまま注文しています。そうやって縁があってやってきたわけですが、Vivid ヴィヴィッドは大好きなバラになりました。

  茎がほっそりしているので花の重みでうつむいてしまい、写真を撮るのはひと苦労。地面すれすれから撮らないと無理なのです。でもそんなことはこの香りに比べたら問題になりません。たくさん咲いたので今日、花びらでジャムを作るつもりです。

  Guy Savoy ギー・サヴォアの花はまだ咲いていないのですが、以前写真をのせましたのであらためて紹介しておきます。さらにその後あと2本、赤紫のバラを購入しました。この4本が第二ローズガーデンの主役です。それらももう咲き始めているのですが、長くなりましたのでまた次回に。

  Vivid ヴィヴィッドはバラの家で購入しました。
  ※※※ 【バラ苗】 ヴィヴィッド (B赤) 国産苗 新苗 


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2011.05.12

44年前のブルターニュ

  ブルターニュについて出版されている文献はごくわずかだ。最近「素顔のヨーロッパ」 (朝日選書)という本を読んだ。これは京都大学ヨーロッパ学術調査隊が1967年に現地滞在した際のエッセイ集である。

  この中にブルターニュについての記述がたくさん盛り込まれていて正直驚いた。ブルターニュで調査を行ったのは桑原武夫さんと多田道太郎さん、杉本秀太郎さんの三人。44年前と今とを比較すると、変わらないこと、また大幅に変わったことがあり、非常に興味深かった。

  変わらないこととしては、この時代からすでにコワフがすたれつつあったこと。アルコール中毒が蔓延していたこと。そしてブルトン人であることへの強い誇りを抱いていることなどだ。変わったこととしては集約農業を推進して畑を区切っていた土手をなくしてしまったこと。それが皮肉にも今では洪水の原因のひとつにあげられている。

  この当時、ヨーロッパ旅行はまだ一般的ではなかったはずだ。日本の方が洗濯機が多いことや、フランスよりスペインの方が蛍光灯の普及がすすんでいるといった内容に、読者は目を輝かせたに違いない。今読んでもおもしろいので一読を!


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