いつも心はブルターニュに

半年ほど前、これから残りの人生でいったい何がしたいのか真剣に考えた。その時心の奥に浮かんだ答えは「ブルターニュに戻りたい」というものだった。
毎日何度も眺めていたこの風景からどんなに遠く離れても、目を閉じればすぐそこに戻ることができる。私にとってのブルターニュはもう切り離すことのできない身体の一部。どうしてそんなに好きなのか。自分でもあきれてしまうのだけど、こればかりは理屈では説明できない。帰国を決めた時、離れたくないという気持ちを無理やり封じこめたのだが月日が流れてもその想いは変わらない。
数日前、母は病院から老人介護施設にうつった。リハビリのおかげで足の機能はずいぶん回復したものの、左手は脳梗塞の麻痺が残った。椅子から立ち上がるのにも少し介助が必要で、倒れたら自分では立ち上がることができないため自宅での生活には無理がある。どの施設も定員いっぱいで、最後までやきもきしたがやっとホッとした。介護施設では洗濯もしてくれるので、これからは自分の時間がとれそうだ。
今すぐというわけにはいかないが、いずれはブルターニュと日本を行き来することが私の願いだ。徐々に身辺整理をしていつでも飛び立てるようにしておこう。私の心の故郷に。
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コメント
こんにちは
素晴らしい薔薇のお庭ですね!私もモンサンミッシェル、カンペールへは訪れることができました。
以前パリで1度ビザの件だったと思いますが、お電話しましたが、私も帰国しております。フランスの魅力は忘れられません。きっと戻れますよ。
投稿: alwayssmile7 | 2011.10.06 17:06
コメントありがとうございます。秋のバラが咲き始め庭がにぎやかになってきました。ローズガーデンの後ろにある古い納屋を解体することにしたので来年は新しく生まれ変わる予定です。
いつか帰りたい、そんな大切な場所があるだけでも幸せなのだと思います。良いところも悪いところもよくわかっていますが、それでも帰りたい!
投稿: 市絛三紗 | 2011.10.07 01:49
ご無沙汰してます。
私もオランダに戻る際にある友人に言われた事があります。「おまえは、オランダにやり残した事があるので、呼び戻された」と・・・。きっと何かその土地に縁があるのだとお思います。そこまでのお気持ちが強いのは。きっと戻る事になるとお思いますよ。
投稿: 旅のスタイリスト | 2011.10.07 11:42
こちらこそご無沙汰しています。そうですね。私より一足先にオランダに戻られましたものね。
次はきっとオランダを訪ねますので、その時に再会できることを楽しみにしております。
投稿: 市絛三紗 | 2011.10.07 12:02
早速お越しいただき、ありがとうございました。パリに住んでいた間は、ITが苦手でブログはしていませんでした。少し残っている写真を時々載せるつもりです。私は更年期に50肩、すぐに戻るつもりが治るまでは動けません。ものすごい力仕事をお1人でなさっていることに驚愕と羨望。心身が健康であることはしみじみ幸せですね。シドニーに住んでいたことがありますが、フランスは本当に魅力的な国でした。スペイン側、イタリア側へは行けなかったので、いつか行ってみるつもりです。今朝五木寛之氏がTVで、女性は50歳を超えて70歳頃が円熟して魅力的、と言われていました。まだまだこれから、ですね。ブルターニュに戻ってooをしている処、などイメージが明確だとそのとおりになる、らしいです。
投稿: alwayssmile7 | 2011.10.07 14:55
今朝は途中までしかテレビを見ていません。髪の毛を3カ月洗っていないというくだりまででした。
五木さんご自身は非常にお若いので「70歳頃が円熟」とおっしゃったのでしょうが、好きな事が出来る気力と体力が続くのは60歳半ばまででしょう。
海が見える丘の上に住んで執筆をするということにしておきましょうか。
投稿: 市絛三紗 | 2011.10.07 23:26
はじめまして!。「モルレー」で検索して来ました。
(モルレー近くのLocquenoleが、30年来好きな歌手ジャンミッシェル・カラデックの生まれたところらしいので・・・。)
来年1月中旬に4日間程、レンヌに行く予定で、ブルターニュは初めてですが、モルレー等にも行ってみたいと思っています。
また楽しみにブログ拝見しますので、どうぞよろしくお願いします。
投稿: がやこ | 2011.10.27 20:25
こんばんは
Jean Michel Caradecですか。名前だけではぴんとこなかったのですがFM東京の番組「ワールド・オブ・エレガンス」のテーマ音楽Love Worldを歌った歌手だったのですね。
ちょっと調べてみると私が車の中で聴いているNolwenn LeroyのCDの中の一曲、"Ma Bretagne quand elle pleut"がJean Michel Caradecの曲だったとわかりました。
生まれたのはMorlaix、次いでLocquenolé、Brestで暮らしていたようです。若くして交通事故で亡くなったのですね。彼の経歴をtwitterにはりつけておきました。
投稿: 市絛三紗 | 2011.10.27 22:27
ありがとうございます!。
Jean Michel Caradecは、34歳の若さでこの世を去りましたが、美しい歌を沢山残しています。
1月には、ほんの少しですが、彼の愛したブルターニュの風景を見て来たいな~と思います。
投稿: がやこ | 2011.10.28 23:41
こんにちは
月夜のイベントを見に行ったときにLocquenolé近辺を通りました。Morlaixまで入り江が深くはいりこんでいてきれいなところです。http://bretagne.air-nifty.com/anne_de_bretagne/2005/10/post_a8ec.html
1月は少し寒いでしょうがどうぞ楽しんでくださいね。
投稿: 市絛三紗 | 2011.10.29 10:16
仰る通り五木さんはブータンへ行かれたり腰痛持ちながら全国の百寺を廻って本を出したり精力的で、しかも何十年も病院へ行ったことがないそうです。秘密は仏教にあるようです。50歳頃、京都の仏教大学へ入学してみっちりお経など勉強されて、呼吸法や座禅や色々実践なさっているようです。奥様は精神科医で、引退して画家をなさっているそうです。五木さんと玄侑宗久氏(芥川賞作家で室町時代辺りからの名刹寺住職)の対談「息の発見」、五木さんと望月勇氏の対談「気の発見」などから、刺激され、私も仏教や観音像を少しずつ学んでいます。玄侑氏は被災されたのですが、幸い講演を聴いてきました。ミロのビーナスからガンダーラを経て、仏像の顔が洋風からインド風、和風へ、変遷していくのがおもしろいです。60代半ばですか。そうですね。最近は、体力や筋肉が欲しい私です。
投稿: alwayssmile7 | 2011.10.30 11:54
私ももう1年以上休んでいるジョギングをはじめようかと思っています。ゆっくりとした全身運動が新陳代謝を高めるためにもよさそうです。来年は気功もやりたいです。
投稿: 市絛三紗 | 2011.10.31 16:48
初めまして。今日初めてブログを拝見しました。
僕は今年の9月からレンヌに留学しています。
レンヌに来たときは、地方都市だから退屈なんだろうなと思って
いたんですが、月日が経つに連れてブルターニュ地方に興味を持つ
ようになりました。
ブルターニュの魅力をもっと探って行きたいと思っています。
ブログの更新も楽しみにしています。
投稿: やまやま | 2011.12.18 08:50
こんにちは
コメントありがとう!レンヌの街はクリスマスの飾り付けではなやかなことでしょう。寒いけれどワープして歩いてみたいと思います。
投稿: 市絛三紗 | 2011.12.18 11:27