自家製小麦でパンを焼こう その2 収穫は大雨の中
すくすくと立派に育った小麦。いつ収穫しようかと迷っているうちにまさかの梅雨入り。毎日空を見上げるものの、晴天はのぞめそうもない。しかも朝8時から5時までは大工さんたちが家の補修に来ていたので麦刈りどころではない。和室の畳をすべてあげるために毎日荷物の整理で寝る暇もないほど大忙し。
でも、せっかくの小麦をだいなしにはしたくない!5月末になってしかたなく毎夜カッパを着て麦を刈った。月でもでていれば明るいのだが、雨だから暗くて鎌を持つ手元もよく見えない。左手で根元を握り、もう適当に鎌をあて、雨にぐっしょり濡れた小麦をかかえて倉庫に入れる。なんで雨降りの夜中に麦刈りするのか、自分でも笑うしかない状況だ。
夜9時ごろ夕食を食べ、それからさらに家の片づけ。日付が変わってもまだまだ終われない。それでも数日で収穫は終了。倉庫の中は並べた小麦の穂で足の踏み場もないほどだ。暇を見つけて適当に束ね台車の上に干してゆく。場所が足りないので大きな花瓶や段ボール箱、ビールのケースなどありとあらゆるものを利用した。晴れ間を見つけて庭にも出すがなかなか思ったように乾燥してくれない。
収穫はひどい天候の中だったが数日のこと。本当に大変だったのはここから。どうやって脱穀するかという問題だった。
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