オードリー・ヘプバーンの庭園紀行
オードリー・ヘプバーンがなくなってから今年でちょうど20年です。しかし、その人気は衰えることはなく、主演映画がたびたび放送されていますから、世代をとわずファンがいます。彼女は晩年ユニセフの特別大使としての活動に精力を注いでいます。そしてアフリカとラテン・アメリカなどで飢餓で苦しむ子供たちへの援助をおしみませんでした。
世界の美しい庭園を紹介した”Gardens of the World with Audrey Hepburn”はテレビドキュメントシリーズとして1990年に制作されたものだったのですが、シリーズ本編の放送が開始されたのは彼女がなくなってからだったそうです。衣装はすべて自前で、その出演料は全額ユニセフに贈られたのです。
このシリーズがDVDで購入できるとごく最近知りました。オードリー・ヘプバーンの庭園紀行 DVD-BOXです。ここ数年間、バラ栽培にはまってしまっていますので、ネットでたまたま映像を見つけたのです。フランス、英国、イタリア、スペイン、オランダとヨーロッパの国々の比率が高いのですが、アメリカやアジア、そして日本でも京都の庭が8ヶ所紹介されています。色とりどりの花々とオードリー・ヘプバーンとは絶妙の組み合わせ!見ているだけでバラの香りが漂ってきそうなローズガーデンは必見です。
< 追加情報 >
テレビをつけてチャンネルをNHK BSプレミアムにすると松下奈緒さんの「永遠のオードリー」前編が目にとまりました。放送があることを知らなかったので最初のシーンを見逃してしまって残念です。フランス・パリ、そしてオードリー・ヘプバーンが子供時代をすごしたオランダで生前の彼女を知る人々がその思い出を語っていました。彼女が10歳のとき第2次世界大戦が勃発。叔父は処刑され、二人の兄は強制収容所に送られたのです。(番組ではふれられていませんでしたが、二人は無事に帰ってきます)。ナチの侵略は激しさを増し、息をひそめるように隠れていたという地下室も残っていました。実際にオードリーは食糧難から栄養失調になりやせ細ってしまったのです。スクリーンで見る彼女の可憐さから、このような悲しい過去は微塵も感じられませんが・・・
番組の最後で、「オードリー・ヘプバーンの庭園紀行」のロケ地だったパリのリュクサンブール公園が登場しました。ここにはたくさんのベンチが置かれていて、いつも大勢の人がおもいおもいの時間を過ごしています。後半は来週ですので見逃さないように予約しておきたいと思います。これから来月にかけて7本の映画も放送されますよ。詳しい日程は下のリンクからどうぞ。
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