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2014年4月の記事

2014.04.29

Carnaval de Saint-Malo サン・マロのカーニバル

  Saint-Malo サン・マロで5回目となるカーニバルが開催されました。Carnaval カーニバルは、もともとキリスト教由来の風習ですが、時期がずれていますので宗教的な意味合いはないようです。パレードや音楽演奏などが行われたようです。人魚も陸の上では移動に苦労していますね。今年の冬は嵐の連続でしたので出演者も来場者も春を満喫。大変なにぎわいです。

Carnaval de Saint-Malo 2014

Cette année, le carnaval de Saint-Malo vous donne rendez-vous dimanche 27 avril 2014 pour défiler dans les rues de Saint-Malo en famille, entre amis, parmi les fanfares, les étonnantes créatures animées et les groupes de musiques. A vos costumes pour cette 5ème édition !

Carnavalsaintmalo2014


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2014.04.25

Exposition sur l'Antarctique 南極の展示会

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  5月13日までQuerrienの図書館( la chapelle Saint-Joseph )で開催されている展示会をご紹介しましょう。つい最近まで南極のPort Lockroyという場所で数ヶ月間働いていたSarah AUFFRETさんが撮影した写真が展示されています。

  昨年の暮れごろSarah サラさんから一枚の葉書が届きました。雪山の写真でしたがどこなのかわかりませんでした。そこに書かれていたPort Lockroyで地図検索すると南極だったのでたまげてしまいました。南アメリカ大陸で数年間働くとは聞いていましたが、まさか南極にまで足を踏み入れるとは知らなかったからです。彼女はフランス語、英語、ドイツ語が非常に流暢で、日本語もわかります。なぜなら日本で数年間英語を教えていたからです。日本を離れてからいったいどれだけの国を訪ねたのかはっきりとはわかりませんが、100ヶ国以上であることは間違いありません。
  

Exposition sur l'Antarctique

Jusqu'au 13 mai à la bibliothèque, Sarah AUFFRET présente différents clichés de son séjour à Port Lockroy (Péninsule Antarctique) où elle a travaillé durant l'été austral 2013-2014.

Base scientifique britannique de 1944 à 1962, les bâtiments de Port Lockroy sont restés innocupés pendant plus de 30 ans et sont tombés en ruine. Dans le cadre du protocole de Madrid (1991) toutes les anciennes bases et déchets abandonnés sur le continent Antarctique ont du être débarassés ou classés sites historiques. Compte tenu de l'importance scientifique de Port Lockroy, il a été décidé de restaurer la base.

Les bâtiments ont été rénovés en 1996 et sont depuis visités par des milliers de touristes du monde entier, de novembre à mars. La fondation britannique Antarctic Heritage Trust gère les opérations et s'occupe de la restauration de Port Lockroy et de cinq autres anciennes bases britanniques de la Péninsule depuis 2006. La base de Port Lockroy est habitée tous les étés par une équipe internationale. Cela permet d'organiser des visites guidées du musée, la vente de souvenirs et de tenir la poste la plus australe du monde! En outre, l'équipe entreprend la maintenance extérieure et intérieure des bâtiments et récolte des données sur la reproduction des manchots papous.

BIBLIOTHEQUE MUNICIPALE
Ti al Lennerien
2, place St Joseph
29310 QUERRIEN
02 98 71 41 90
bibliotheque.querrien@wanadoo.fr

OUVERTURES
Lundi 15h00-16h30
Mardi 16h30-19h00
Mercredi 9h30-12h00
Vendredi 16h30-19h00
Samedi 10h00-12h00
Dimanche 10h30-12h00

Carte_port_lockroy  そして彼女の写真が偶然にも現在発売中のBRUTUS (ブルータス) 2014年 5/1号 [雑誌]に載っています。この号の特集で表紙も南極のペンギンです。風景がメインですので、人物は小さくうつっているだけですが。現地到着まで東京から5日もかかったそうです。風速50メートルを越すこともあるような場所で働いているとは脱帽です。

  Sarah サラさんは現在ブルターニュに戻っていますので、これからはヨーロッパで働くのかと思ったのですが、今年の前半は英国、夏はノルウェー北部、そして秋には再び南極だそうです。ただの旅行ではなく、そうやって地球の北から南まで飛び回って勤務するなんて私には到底真似のできないことです。南極での暮らしに興味のあるかたはぜひBRUTUSをご覧ください。


51ys22l7il_sl500_aa300_BRUTUS (ブルータス) 2014年 5/1号 [雑誌]  南極特集は12ページ載っています。巨大な氷河の写真は迫力満点です。

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2014.04.16

Breton Women Legacy in Lace ブルターニュの伝統 優美なるレース

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  現在発売中のNATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2014年 04月号 [雑誌]に「ブルターニュの伝統 優美なるレース」という記事が掲載されている。その抜粋した内容がネット上で公開されている。英文のタイトルはBreton Women Legacy in Laceだ。

  優美なるレースと紹介されているのはブルターニュの女性が身に着けているcoiffe コワフのこと。 コワフは一見帽子のように見えるが前と後ろの布2枚をピンでとめてあるだけ。それぞれの地域で形が異なっている、色鮮やかな刺繍の街、Pont l'Abbéポン・ラベに書いたように地元の女性たちにとってコワフは特別なものではなく、家から外へ出る時の必需品であった。生活様式の変化でいったん忘れ去られたかのように思えたcoiffe コワフであったが、現在ではブルターニュ各地に存在する音楽やダンスのグループが伝統の衣装を身につけ、新たな活動を起こしていることはたびたび書いてきたとおりだ。

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  この写真を撮った写真家、Charles Fréger シャルル・フレジェ氏について調べてみた。1975年フランス、ブルージュ生まれでノルマンディーのルーアン美術学院にて芸術を専攻。人類学的な視点から肖像写真を撮っている写真家だった。そして先月東京で個展が開かれていたことがわかった。ちょうど青幻舎からWILDER MANN (ワイルドマン)という写真集が発売されたので、その出版記念の開催であったようだ。欧州19カ国でさまざまな衣装を身にまとい獣人、熊、山羊、精霊などを具現化しようとしてきた人々を撮影したもの。その姿を見て秋田県に伝わるナマハゲを思い起こした。

  < 関連エントリー >

  NHK テレビでフランス語 Les coiffes bigoudènes
  "Breton de l'année" ブルターニュの顔は誰?

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2014.04.13

Quand Refleuriront Les Lilas Blancs 白いリラの咲く頃

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  小雨の日曜日。庭に咲くle Lilas Blancs 白いリラの甘い香りがあたりを包み込んでいます。日本では英語のLilac ライラックが一般的でしょうか。フランスでよく知られているQuand Refleuriront Les Lilas Blancs 「白いリラの咲く頃」のメロディーが思い起こされました。恋の喜びを歌った情熱的な歌詞がついています。長いどんよりとした冬が終わり、いっせいに花が咲き始めるヨーロッパの春は恋のシーズンでもあるのです。



Christian Borel - Quand refleuriront les lilas... 投稿者 BnFCollection

Chansons Quand Refleuriront Les Lilas Blancs - Tino Rossi

Quand refleuriront les lilas blancs
On se redira des mots troublants
Les femmes conquises
Feront sous l'emprise
Du printemps qui grise
Des bêtises

Quand refleuriront les lilas blancs
On écoutera tous les serments
Car l'amour en fête
Tournera les têtes
Quand refleuriront les lilas blancs

  宝塚歌劇団の「すみれの花咲く頃」の原曲とされていますが、もともとはオーストリアのWenn der weiße Flieder wieder blüht「白いニワトコが再び咲く頃」にFranz Doelle フランツ・デーレが作曲。宇藤カザンさんが白いリラが咲く頃(すみれの花咲く頃)に日本語訳を紹介してくれています。


   < 参照 >


すみれの花咲く頃:Wenn der weiße Flieder wieder blüht

リラの花咲く頃

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2014.04.02

Le découvreur du Canada カナダの発見者

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  NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」がはじまりました。子供のころから繰り返し何度読んだかわからない「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子さんの生涯を描いたドラマというのではじまる前から楽しみにしていました。山梨県の貧しい農家で幼いころから一生懸命家族をささえていた花子の姿は孤児院育ちのアンと重なります。

  一般に知られている「赤毛のアン」はアンの少女時代の物語ですが、この作品には長い続編があって我が家には「赤毛のアン」シリーズをはじめとしてルーシー・モード・モンゴメリの文庫本が17冊並んでいます。実は昨年、アンシリーズをすべて読みかえしましたので、内容はよくわかっています。それほどアンの世界にあこがれ続けた私ですが、はじめての海外旅行はフランスでしたし、まだカナダには行ったことがありません。でもあと数年のうちにはプリンスエドワード島に行きたいと考えています。

  さて前置きが長くなりましたがブルターニュとカナダのつながりについてお話したいと思います。この銅像はSaint-Malo サン・マロ出身のJacques Cartier ジャック・カルティエ氏。ブルターニュで暮らすうちに名前を知ったのですが、フランス国王フランソワ1世の命により、1534年4月にサン・マロを出航。未知の地をCanada カナダと名づけプリンス・エドワード島も発見した人物なのです。この話、ブルターニュからアメリカ大陸へでも少し触れています。

  カナダにおいてケベックでは公用語にフランス語が用いられ、生活様式や文化の面でもフランスの影響が残っているのも、もとをたどればJacques Cartier ジャック・カルティエ氏にゆきつくのです。日本からフランス・ブルターニュ、そしてブルターニュからカナダへと空想ははてしなく広がります。


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