ローズガーデンをつくる No.26 ジェネラルジャックミノー
私の庭に咲く4種類の赤紫のバラのうちの一本です。いかにもバラといったダマスク香が特徴ですが、モダンローズと比較すると黒星病など病気にかかりやすく、無農薬で育てているのでなかなか大きく育ってくれません。今年はたくさんつぼみがついていますが、今日の強風と雨で傷んでしまいそうです。
またチュウレンジバチやほかの虫たちもこの葉が好きみたいで、ほったらかしにしておくと葉っぱがなくなってしまいます。毎日葉の裏にひそむ虫をチェックするなどいつも気にかけていることもあって、きれいな花が咲くと「よく咲いてくれた」とうれしくなります。
ジェネラルジャックミノー (HP黒赤)系 統 HP ハイブリッドパーペチュアル
作出年 1853年
作出国 フランス
作出者 Roussel
花 色 赤紫
花 径 中輪
香 り 強香
開花性 返り咲き
樹 形 半つる性、半横張り性
樹 高 1.5m
樹 勢 普通
丸弁高芯咲き~ゆるやかなロゼット咲きでクリムゾンレッドの花を咲かせ、濃厚なダマスク香を持つ、返り咲きのバラです。樹形は半横張り性で、シュートが良く伸びるので、つるバラのように育ててあげると良く花を咲かせてくれます。多くのハイブリットパーペチュアルや現代バラの赤バラ系の交配親になっていて、現在流通している赤バラの交配親をたどるとこのジェネラルジャックミノーにたどり着くというほど有名なバラです。
寒さが厳しかったせいか、今年の開花は昨年より2週間ほど遅くなっています。そんな中でもオールドローズのVivid ヴィヴィッドと、このGeneral Jacqueminot ジェネラルジャックミノーが一番を競い合って咲きます。全く偶然なのですが、どちらも1853年生まれですから誕生から161年もたっています。細い茎が花の重みでうつむいてしまいますが、香りの素晴らしさは甲乙つけがたいほど。どちらかといえばVivid ヴィヴィッドのほうがすこし甘みが強いです。
名前はフランスの軍人Jean-François Jacqueminot ジャンフランソワ・ジャックミノー将軍(1787 - 1865 )にちなんだもの。ナポレオンも認めるほどの勇敢さで活躍。ナポレオン失脚後はルイ=フィリップ1世につかえ、政治家になります。
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