La loi anti-Amazon 反アマゾン法
フランス上院で6月26日、Amazon.fr アマゾンやFnac フナックなどのオンライン書店が値引きした書籍を無料配送することを禁じる法案が可決された。このLa loi anti-Amazon 反アマゾン法は町にある小さな店を守るというのが目的だ。英国には1000店しかない本屋だが、フランスには3500店存在するという。
フランスでは1981年に制定されたloi Lang ラング法により書籍の定価販売が義務付けられ各出版社は定価制を採用し、価格が印刷表示されることとなった。ただ定価の5%までのディスカウントは認められているので前述のオンライン書店は値引きした書籍を送料無料で消費者に届けている。
私がフランスで暮らしていたRennes レンヌでは自宅から歩いて10分くらいの範囲に大小合わせて6軒の本屋と5軒の古本屋があった。毎日のようにこれらの本屋をめぐっていたからどこの棚にどんな本が並んでいるかはすべて把握していたし、店長と話すのも楽しみだった。
しかし、いくら大きな書店にも置いていない本があるので、Amazon.frも利用していた。Amazon.frで行われている5%の割引も魅力的だった。フランスでは今でもクリスマスや誕生日のプレゼントによく本を贈る習慣がありうちにも友人からもらった本がある。例えば"Ils ont régné sur la France" 「 彼らはフランスを治めていた」というタイトルの歴代フランス王列伝は誕生日にもらったものだ。とはいえオンライン書店の台頭でやはり顧客が減っているのだろうか。住んでいる間に3軒の古本屋は閉店してしまった。
新しい法律は、実質的にオンライン書店の書籍の価格上昇を意味するがAmazon.frでは、年間49ユーロを払えば送料無料となる”Amazon Prime”サービスを導入することで対抗しようとしている。フランスでの今後の動向に注目したい。
Prix du livre sur Internet : la France adopte sa loi «anti-Amazon» Le Figaro
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