Les anges du vitrail ステンドグラスの天使たち
クリスマスに友人からプレゼントされたのがステンドグラスの天使たち―光の御使いという本です。著者はフランスで伝統的ステンドグラスの技法を習得しステンドグラスを制作している志田政人さんです。
天使はキリスト教では神の使いという役割をになっています。初期のキリスト教では、天使に翼はないのですが、4世紀以降翼が描かれるようになります。この本ではフランス各地の教会に飾られているステンドグラスの中から天使の姿に焦点をあて編集しています。
付録に教会の場所と名前が載っているのですが、ブルターニュにある10ヶ所の教会のステンドグラスが紹介されています。フランスの地方別では、ブルターニュが最も多く取り上げられています。何度も足を運んだ教会であっても、見覚えのないステンドグラスもありました。大きな教会ですと膨大な量のステンドグラスがありますので、すべてを記憶におさめることは無理です。また天候が曇りや雨の日ですと高い場所は見えにくいので、自宅でゆっくり何度も見られるのはありがたいです。
天使の翼は純白というイメージがありますが、かならずしもそうではなく、青、紫、緑、赤など、自由に表現されていることに改めて気づきました。中には翼の途中で色が変化していることもあります。上の表紙を見てください。わかりやすいのは右上の天使です。翼は黄緑ですよね。一方左下は青い背景に赤い翼です。非常に興味深い発見です。
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