かつお節工場、いよいよ建設へ
昨年からお知らせしてきたが、ブルターニュ西部の港町Concarneau コンカルノーにかつお節工場の建設計画をすすめてきた枕崎フランス鰹節は9月2日に現地で建設用地を取得し、総事業費約3億円で工場建設することになった。完成は来年6月を予定している。
仏にかつお節工場 鹿児島の業者ら、来年6月稼働 日本経済新聞
原料となるカツオは主にインド洋産を使うが、具体的な作業方法は日本で行っているものとほぼ同じだという。現在イタリアではミラノ国際博覧会が開催中だが、EUの食品輸入規制で日本から持ちこんだかつお節が使用できないので築地・和田久が今年春からスペインで製造しているかつお節を調理に使用したそうだ。かつお節が現地で手にはいれば、フランスでも日本食がこれまで以上に提供しやすくなることは間違いない。
ブルターニュは海に囲まれているので、ワカメやコンブも手にはいる。調べてみると1983年からワカメの養殖が行われているそうだ。ただ海草を食べる習慣がないので、一般のフランス人家庭ではwakameやkombuの具体的な使い方がわからないようだ。しかしここにかつお節がプラスされたら、日本食ブームがおきるのではとひそかに期待がふくらむ。クレープリーの隣に蕎麦屋がオープンしたらうれしいのだが。
ブルターニュでかつお節生産へ
ブルターニュから枕崎のかつお節工場を視察
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