
購読しているメールマガジンのひとつに役者、伊原剛志さんの企業経営者としてのインタビューが載っていた。在日韓国人三世で高校卒業と同時に夜行列車で上京し常に妥協することなく人生を全速力で走り続けてきたそうだ。
ネットで検索すると、ココログにブログを書いているではないか。そのブログ名が伊原剛志 志して候うで、正直に自分の人生を語っていて、ぐいぐいとひき込まれたので、全部読んでしまった。
もちろんどんな商売でも本人の努力がないと成功しない。その彼の原動力になっているもの。それはきっと友達なのだろう。ここに出てくる人たちはみんな暖かくて、まっすぐで、そんな人たちと真正面から付き合ってきた伊原剛志さんの熱い信念が伝わってきた。「いい男だなあ」とにわかファンになった次第だ。
私もいろんなところでアルバイトしてきた。おもちゃ屋にはじまって、喫茶店、レストラン、料亭、デパートの出納係、英数塾など。ある企業では夕方から夜にかけて受付兼事務兼喫茶をこなしていたこともある。短期のアルバイトは数え切れない。釣具や、住宅モデルハウスの案内、カットショーのモデル、畑仕事もやったなあ。
喫茶店のオーナーは私にこう言った。「もっと挨拶に心をこめて言ってよ。自分が店をオープンしたと思って。じっと待っていてもなかなか客が来ない。はじめて客が来たらうれしくてたまらないから、笑顔でいらっしゃいませって言うだろう。それくらいの気持ちでね。そして、その客がまた来てくれたらありがとうございますって自然に口から出てくるだろう。それが客商売なんだよ」。
文章を綴るということも同じだと思う。世の中には情報があふれている。その山のような情報を選択して書くわけだから、そこには書く人間の何らかの意思が働く。うるわしのブルターニュは私の独断と偏見で満ちているわけだ。それを何回も見てくれる皆さんに感謝しているし、なるべく知られていないようなことを書きたいと考えてきた。だから一般的な本に書かれているような観光案内を期待して見ていただいた方はそのような情報が少ないことに失望されただろう。
ブルターニュで私が参加している講演会や各種催し物ではほかの日本人をほとんど見かけたことがない。だから私しか日本語で伝えることができないのだ。それを書くことも私の役割であると思う。これから日本に帰国したとしてもブルターニュと日本をつなぐことができないか、現在模索中である。日本と取引したいという企業も多いのだ。いずれはネットワークをつくってゆきたいが、まだどんな形になるかはわからない。
またまた本題からそれて関係ないことを書いてしまったが、インタビューは下記からどうぞ。
ドリームゲートスペシャルインタビュー 伊原剛志
志して候う
上記の本が2006年1月26日発売開始! この発売を記念して母校の今宮高校(大阪市)で発売日に講演会を行うということだ。明日じゃない。近くの人は間に合いますよ。