カテゴリー「住まい・インテリア」の記事

2013.12.24

Les santons de Bretagne ブルターニュのサントン人形


TF1 Le 10 déc. 2012

  それぞれの家庭ではクリスマスにむけてCrèche クレッシュをつくります。キリスト誕生の様子を再現したもので、les Santons サントン人形は毎年買い足してゆきます。友人宅では子供たちへのクリスマスプレゼントにサントン人形を贈っていました。キリスト教徒にとって、クリスマスはキリスト誕生を祝う特別な日。子供たちがクリスマスプレゼントにサントン人形をもらうことはとてもうれしいことなのです。

  サントン人形を飾る習慣は南仏プロヴァンスからはじまったらしいのですが、現在ではフランスの各地方でそれぞれ特色がある人形がつくられています。上のビデオは昨年テレビ局TF1のニュースで放送されたものでブルターニュのさまざまなサントン人形が紹介されています。つくっている工程も紹介されているのでご覧ください。


      < 関連エントリー >

  サントン人形 レンヌのショーウィンドーに飾られたサントン人形
  サントン人形の飾り方


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2013.11.19

手作りアドベントカレンダー  Advent House

Adventhouse

  クリスマスの4週間前からクリスマスイブまでの降臨節(こうりんせつ)だけに用いるCalendrier de l'avent アドベントカレンダー。2008年に手作りしたことがありました。今年は家の窓をひとつずつ開けてゆくAdvent Houseをつくってみました。作り方は簡単です。まず最初に下のリンクからひな型2枚をダウンロードしてプリンターで印刷します。普通のプリンター用紙はやわらかすぎるので少し厚めの紙を用意するとよいでしょう。私は100円ショップで厚手普通紙タイプ、厚紙(白)を購入しました。

  印刷できたらカッターで窓を切り抜くだけです。カッターを使うときに机を傷つけないように、ゴムのカッティングマットがあると便利。こちらも100円ショップにありました。ものさしで押さえて切るときれいにカットできます。なおカーブや細かいカッティングには刃先の細いX-ACTO(エグザクト) 4 ステンシルナイフ X5204があれば作業がよりスムーズに運ぶでしょう。


  こちらからひな型を無料でダウンロードできます。
Advent House 今回使ったひな形です。
Greeting-Card Advent Calendar


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2009.09.12

夏の出来事 No.3

  いったいどこからノミが家にやってきたのか、その経緯はわかりません。野良猫も庭をうろうろしていますが、しかったりしないので私の顔を見ても逃げることはありません。もしかすると布団を干した時に、布団の上で寝ていたのかもしれません。

  とにもかくにも掃除あるのみ。毎日掃除機をかけ雑巾で拭き掃除をしました。埃がたまりそうなものは思い切ってずいぶん処分しましたし、戸棚や押し入れの中もすべて出して整理しました。おかげで家の中が少しは広くなりました。こんな悩みはそう多くないのかと思っていましたが、薬局ではノミ・ダニ用の燻蒸剤が山のように積み上げられていてよく売れています。日本のように湿度が高いと発生しやすいのでしょうか。

  でも一匹残らず退治するのは至難の業。実際に本当に撃退できたかどうかはわかりません。ただただ退散してくれるのを祈るのみです。
 

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2009.09.09

夏の出来事 No.2

  あのフランスでの出来事は何年前のことだったのか、はっきり覚えていません。ある日のこと、自宅で足がかゆくなったので調べてみると数か所虫にさされていたのです。洗濯すれば大丈夫だと思ったのですが、まだ何かいるようです。かゆみがおさまりませんので、その時身に着けていたズボンを振ってみました。
Dsc_0299020b

  すると数ミリの黒い虫が数匹床に落ちたのです。よく見ようと頭を近づけると、その虫が勢いよくジャンプ!それはノミでした。昔猫を飼っていたので、見間違いはありませんでした。フランスではホテルもペット可のことが多く、案外ノミがいることもあるそうです。

  それから日本の友人にたのんで数種類の薬を送ってもらい、数度にわたり室内を燻蒸(くんじょう)。じゅうたんにも薬をまき、掃除機で吸い取る作業を根気よく続けてやっとおさまりました。でもこのときはワンルームだったので掃除といってもたかがしれています。

  8月には狭いとはいえ一軒家を丸々掃除するはめになったのです。かまれると何日もかゆみが続くのでじっと我慢などできません。ノミは足元に集中しますから白い靴下をはいて飛び移ったところを爪でつぶすという原始的作戦。なれるとやっつけられるようになるものです。

  暑い夏の盛りでしたが一番ひどい状態だと思われた母親の部屋は、畳ベットを分解しすべて天日干し。お盆も返上で部屋の畳もあげて文字通りの大掃除決行。結局この部屋は4回燻蒸しました。暑さと強い殺虫剤で気分がすぐれず人間のほうがまいってしまうほどでした。  次回につづく


  ★問い合わせがありましたが、この猫ちゃんのウォールステッカー はとてもお買い得。1,250円です。街灯が高すぎてドアからはみでてしまうので、少し短くしました。詳細は下記のリンクをどうぞ。インテリア シール ウォールステッカー wall sticker 灯と猫 剥がしてそのまま貼る

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2009.09.08

夏の出来事 No.1

  あっという間にもう9月。5月にはじめた家の改装はまだ続いています。豪邸でもないことを知っている友人は「いったい何カ月も何をしているの」と聞きます。今日は数日前に届いた押し入れ用チェスト2つを入れたり出したりしながら雑巾片手に拭き掃除。押し入れにはいっていた荷物の出し入れで知らないうちに数か所青あざができました。

  話せば長くなるのですがこの家は建築してからもうすぐ30年。あちこち傷みが出てきました。5月に大工さんに頼んで台所の床を張り替え(床板が抜けそうだったので)たのがきっかけです。それからは予算の都合ですべて自分でやってみることにしました。何しろフランスで友人たちが日本人ならとっくに壊していると思うような家をリフォームしているのを何軒も見てきたので、大抵のことはできるはずと思い立ったのです。
Dsc_0303028a

  台所に置いてあった古い家具を白いアクリルペンキでリフォーム。窓のブラインドを外し、カラーすだれ(小豆色)のロールスクリーン風を取り付け。予想外におしゃれになりました。仕事用にパソコンテーブルを新調(組み立て式)。収納しきれなくなった本を入れる壁面収納は配置換えできるようにカラーボックス10個を利用。すべて室内で組み立てたのですがこれも数日かかりました。

  それから2部屋のふすまを分解して貼り替え。一部屋だけ超モダンなものにしました。黒い枠をまっ白に塗り、ふすま紙ではなくまっ白なプラスティックの障子紙(水ぶきできます)にしてウオールステッカー(壁に貼るシール)で森のイメージに変身です。カーテンは本や日焼けしにくいように遮像効果のあるものにしました。

  ここから大変な事件が起きました。7月のおわりころ、寝ているときに何かにかまれて身体がかゆくなったのです。フランスのアパートでも安ホテルから洋服についてきてアパートで繁殖してしまったあの苦い思い出のある虫です。ああ!どうしよう。   次回につづく

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2008.12.24

Joyeux Noël en 2008 メリー・クリスマス

Noel2008
   ロワール川のほとり、Tours トゥールから約20kmの場所にあるChâteau de Noizay ノワゼー城。現在はレストランとホテルとして営業しています。取材におとずれるとクリスマス・ツリーとキリスト生誕の様子を再現したとても美しいCrèche クレッシュ(クリックで拡大)が飾られていました。

  この城はフランスの歴史に名を残す大事件とかかわりがあります。1560年に起きた「アンボワーズの陰謀」と呼ばれるギーズ公暗殺未遂事件です。このとき暗殺を企てたプロテスタントの貴族たちがChâteau de Noizay ノワゼー城にいたところを逮捕され、Château d'Amboise アンボワーズ城で処刑されたのです。処刑総数は1200人にものぼり、フランス国内は宗教戦争へとつき進むことになります。

  今日はクリスマスイブです。キリスト教徒どうしが殺し合ったそんな悲しい時代があったことを、いましめとして記憶にとどめておかなければなりません。

  
  Château de Noizay ノワゼー城 ホームページ
  Château d'Amboise アンボワーズ城 ホームページ

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2008.12.10

L'ours en peluche, Made in France フランス製クマのぬいぐるみ

  12月になると商店街は大賑わい。クリスマスプレゼントを買い求める人たちでごった返す。でも以前中国製のコピー商品が氾濫するフランスに書いたように、ありとあらゆる分野で中国製品が販売されている。しかし押し寄せる国際化の波の中でがんばっているBlanchetのような会社もある。

Des jouets chinois, sinon rien Des alternatives existent. On peut choisir une peluche Blanchet, par exemple. "Nous sommes les seuls à travailler encore en France", confie Michel Blanchet, installé près d'Argenton-sur-Creuse (Indre). Ses animaux, vendus notamment au Nain Bleu, sont montés à la main avec des fourrures tissées et non tricotées, donc aux poils mieux fixés. Encore faut-il accepter d'y mettre le prix : de 15 à 1 500 euros, soit le double d'un modèle chinois équivalent.

  まだ二者択一することはできる。もうフランス製のぬいぐるみは少なくなってしまったが、Blanchetでは手作業でぬいぐるみ製造を続けている。その価格は15から1500ユーロだ。

Noël : Les secrets de fabrication des peluches traditionnelles.Les commandes au Père-Noël sont en cours de fabrication. L'ours en peluche reste une valeur sure. Certains ateliers en France en fabriquent encore. Un exemple dans l'Indre.

  このリンクはテレビ局TF1のお昼のニュース。ビデオでどうぞ。「クリスマス、伝統的なぬいぐるみ製法の秘密」と題してBlanchetのクマのぬいぐるみ製造工程を紹介している。工房では、1953年からクマが作られている。20のパーツを裁断し、縫い合わせて詰め物をする。ちゃんと座れるように気をつけて。さあリボンを結ぶと出来上がり。もう30年も働いているという女性もいた。だが80年代に70人いた職人は、現在13人に減少した。そして昨年、パリにあるAu Nain Bleuに会社を売却したが、ぬいぐるみを作りつづけることに変わりはない。

  Les derniers nounours fabriqués en France 「最後のフランス製クマちゃん」 非常に興味深い製造工程の写真22枚 87歳のMadame Blanchetも現役でがんばっているし、貴重な型紙が壁いっぱいにかかっている。ぬいぐるみの目はイタリア製だ。大切なぬいぐるみのリフォームを依頼されることもある。

  そんなひたむきさが評価され、“ Entreprise du patrimoine vivant ”に選ばれた。これは経済産業雇用省が管轄するもので伝統工芸を守る企業に与えられる称号だ。時代の流れとはいえ、これからもこういった技術が消えないでほしいと思う。

  La société Blanchet peluches de France vient d’obtenir le label “ Entreprise du patrimoine vivant ”. est une marque du Ministère de l’Economie, de l’Industrie et de l’Emploi.

  
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2008.11.28

Calendrier de l'avent アドベントカレンダーを作りました

Deco
  Calendrier de l'avent 「アドベントカレンダー」とはクリスマスまでの期間専用の特別なカレンダーのこと。クリスマスの4週間前からクリスマスイブまでの降臨節(こうりんせつ)だけに用いるものです。今年は11月30日からはじまります。

  オーソドックスなカレンダー形式なら毎日、その日の窓を1枚づつめくっていきます。窓から顔を覗かせるのは、サンタクロースだったりツリーやクリスマスを連想させるもの。また動物や鳥などもよく見かけます。フランスより英国やドイツで、飾られることが多いようです。

  お菓子やチョコレートなどが入れられるタイプの袋型のアドベントカレンダーを数人で先週作りました。型紙(作り方も英語で書いてあります)をダウンロードして折りたたみ、あとは好きなように色をつけたり、飾りを加えたりします。Deco1お菓子を入れてもいいですよ。

  これが想像以上に楽しかったので昨晩違うタイプも作ってみました。こちらはさらに簡単。プリンターで印刷した2枚の紙を重ねて貼り付けるだけ。まずここにCalendrier de l'Avent à imprimer作り方があります。Noelcaそして Cliquer pour imprimer le document sous Acrobatの好きなイラストと日付を選択。7ページありますが、私は5と6を印刷しました。次に6の小窓(赤い線)をカッターで切りこみを入れ、あとは適当な台紙に5、その上に6を両面テープで貼り付けたら出来上がりです。

そのままでは寂しいので、市販のシールを適当に貼ってみました。昨晩は午後11時くらいにシールを切りはじめたのですが、夢中になってしまい、ふと気づくと午前2時になっていました・・・

  < アドベントカレンダーいろいろ >
Calendrier de Noël - calendrier de l'Avent 手づくりのアイデアがいっぱい。
クリスマス アドベントカレンダー 本格的な美しいアドベントカレンダーがダウンロードできます。
Kids Craft Weekly! 箱型もあります。


  < 関連エントリー >
  2013年、別のタイプ、Advent Houseをつくってみました。


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2008.03.29

フランスの花粉症

Pl2

   昨年に比べてスギ花粉の飛散量が多いという。そういう私も、スギやヒノキ花粉アレルギーがある。フランスで暮らしはじめてからも少しは花粉症の症状はあった。だが年ごとに症状は軽くなってきたので、病院へも行くことはなかった。だから日本でももしかするとアレルギー症状はでないかもしれないと期待していた。ところが、2月中旬から体調がすぐれない。湿疹がでたり、発熱したりとなかなか体調が安定しないのに、スギ花粉の攻撃でまたまた病院にいくはめに。それでも薬がきいてやっと落ち着いてきた。

  ところで、フランスにも花粉症はある。友人は「一年中ある」と言っていた。ブルターニュ地方、レンヌでのデータによると4月がダントツに高い数値だ。どんな種類のアレルギーがあるかといえば、マロニエ、プラタナス、クリ、アーモンド、月桂樹、オリーブ、スギなどの樹木やススキやブタクサなどの花粉がある。

  しかし、薬局にマスクはおいていない。マスクを着用するのは道路工事などの粉じん予防のみ。風邪をひいてマスクをしようものなら冷やかな対応になる。なぜならフランスでは伝染病以外にはマスクを着用しないため。ところ変われば風習も変わるのだ。


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2006.12.05

クリスマスシーズン

Noel
    店ごと買い占めてしまいたくなる可愛い品物がいっぱい。いつもここを通る度にうっとりしてしまう大好きなショーウインドー。

  中でもビクトリア朝のイギリスを思わせる素敵なイラストの少し懐かしい紙製品が私のお目当て。猫の着せ替え人形や天使を手にとって見ているだけで夢見心地になる。とはいえ、ユーロ高で円に換算すると予算オーバーになるので結局何も買っていないのだが・・・ 店の情報は以下のとおり。

Le Grenier des Anges
5, rue Hoche
35000 Rennes
Tel: 02 99 38 31 54

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